【新入荷】2025.8.3 おススメの2タイトル入荷!

【SIDE A】
1. Summer Breeze
2. Mambo No. 5 (Disco Dango)
3. Sweet Agnes
4. Mambo Magic
【SIDE B】
1. I Remember You
2. Gascon Cocktail
3. Ready To Fly
4. April Wave

高中正義 / セカンド・アルバム

シティポップ再評価の波においても外せない、夏とギターの象徴・高中正義。その名を冠した本作は、1977年発表のセカンド・アルバムにして、和製ラテン・フュージョンの金字塔

ラテン、ディスコ、クロスオーバーを大胆に飲み込んだ内容で、全編にわたりギターが“歌う”。オープニングの「Summer Breeze」からして、高中節が全開。ファンキーかつメロウなグルーヴが展開され、続く「Mambo No. 5 (Disco Dango)」では陽気なラテンリズムが炸裂。後半には名曲「Ready To Fly」や、哀愁漂う「April Wave」も控えており、一枚の中でリゾートも都会も旅できる感覚が味わえる。

さらに特筆すべきは参加メンバー。深町純、松岡直也、村上“ポンタ”秀一、高水健司、小原礼、佐藤博、今井裕、斉藤ノブら、日本フュージョン/シティポップ界を代表する豪華布陣が脇を固め、当時の“日本最高峰の音”を体現している。

「ギター・マガジン/シティポップ極上ギターソロ篇」にも掲載された、高中正義の代表作のひとつ。
夏になると自然に針を落としたくなる、真にタイムレスな一枚。

【SIDE A】
1. LOVE TRIP
2. チャイニーズ・レストラン
3. 真夜中のジョーク
4. 哀しみは夜の向こう
5. ALL OR NOTHING
【Side B】
1. 渚でダンス
2. ONE MORE NIGHT
3. モーニング・フライト
4. たそがれは銀箔の…
5. WHAT A BROKEN HEART CAN DO

間宮貴子 / LOVE TRIP

シティポップ黄金期に埋もれていた“知られざる名盤”が、時を経て再評価された奇跡の一枚。1982年にリリースされた間宮貴子の唯一のフル・アルバム『LOVE TRIP』は、夢見心地のアーバン・グルーヴと、凛とした女性像が同居する、静かなる名作だ。

冒頭のタイトル曲「Love Trip」から、透明感あるシンセとウォームなベースライン、そして間宮のウィスパー・ヴォイスが絡み合い、まるで都会の夜景の中をドライブしているような没入感へと誘う。
「What a Broken Heart Can Do」や「All or Nothing」では、AOR/ジャズ・ファンクの影響を感じさせる洗練されたアレンジが光り、全編通して非常に高いプロダクション・クオリティを誇る。

アレンジを手がけたのは井上鑑、鷺巣詩郎、清水信之といった当時の若き精鋭たち。プレイヤーには村上“ポンタ”秀一、岡沢章、今剛、Jake H. Concepcionらが名を連ねており、スタジオ録音としても極めて完成度が高い。職人芸のサウンドの上を、間宮の静かで芯のある歌声がすっと通っていく

国内では長く埋もれていたものの、海外のディガーやDJにより発見され、2010年代後半以降に世界的なリイシューと注目を受けた。レコードはもちろん、CDや配信でも現在再評価が進む、まさに“遅れてきたクラシック”。

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